こんにちは、(株)アサクラのもち子です!
外へ出ると、緩やかな風が吹いて、秋だな〜良い季節だな〜と感じております!
さて、前回の実験で不織布に熱を加えると燃える、溶けるということが分かりました。
前回の実験の記事↓↓↓
【実験】不織布を燃やすとどうなるの?
溶けるという事は様々な加工が出来るという事です!
そこで今回は、不織布によく使われる加工、超音波溶着について触れていこうと思います!
●超音波溶着とは
加工方法の1つで、素材に微細な振動を与えることにより、強力な摩擦熱を発生させ、
溶着させることができる。
…と、言われてもどんなものなの?と思う方が多いでしょう。
私たちの身近なものに、超音波溶着はたくさん使われています。
例えばマスク
マスクの紐の付根や、周りにあるたくさんの四角い跡、
これは2、3重になっている不織布を超音波溶着したものです。
溶着したところは強度があるため、余程のことが無ければ取れたりはしません。
●超音波溶着のメリット
・火を使わずに素材同士を溶着する事ができるため、安全性が高い
・製袋に針を使わないので安全
・連続での溶着が可能
・溶着時間が短いため、作業がスムーズに行える
などなど、生産性が高い加工の為、色々な物に使われています。
不織布を扱うアサクラでは、巾着やあずま袋、手提げなどにも超音波溶着を使用して
製品を作っています。また、超音波の形もバリエーション豊かで、デザイン性があります。
模様だけではなく、カットすることも出来ます。
点線や、ジグザグ
なみなみの形
ハート♡の柄も!
いかがでしたでしょうか?!このように改めてみると面白いですね!
調べていて、私自身勉強になりました!
不織布には他にも色々な加工ができますので、今後紹介できたらと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました〜♪
※2021年の記事です