生分解頂上対決!PLA不織布対植物由来の生分解性フィルム、土に埋めたらどちらが先に分解するのか?!【その壱】
不織布のアサクラが、不織布関係の実験や検証、おすすめ商品、新商品、スタッフの日常などを定期的にご紹介するブログです

 

こんにちは、アサクラのほつりんです。
皆さん、あの「土に埋めた」が還って来ました。 ('◇')ゞ
前回の実験では、ただ土に埋めた通常環境では分解はしなかった(※1)PLAを、今回は何とか分解させたい!です。

 

(※1)1年程度の短期間では

 

「もしかして薄い方が分解しやすいのでは?」と思い、前回の実験は70gのPLA不織布を使用しましたが、今回は、40gと20gのチョット薄めの物用意してみました。あと今回はPLAと同じくサスティナブル素材として今話題の植物由来の生分解性のフィルムも埋めてみたいと思います。

 

 

PLAは、やはりしっかりと分解される環境を作らないとダメだという事が前回の実験から分かったので、今回はPLAが分解しやすい環境と言われるコンポストを再現してみたいと思います。

 

 

 

実験の流れ

 

1:温度を上げて加水分解をさせる。 短期間のに分解させるには温度55度以上、湿度80%以上必要らしいです。←これが難し(゚Д゚;) 前回上手くいかなかった原因はこれ。

 

2:微生物で分解させる。

 

 

 

では早速やってみましょう! ('ω')ノ

 

 

今回もこの飼育ケースをつかいます。

 

 

色々調べてコンポストに必要な物を準備しました。
・ピートモス
・くん炭
あと微生物の活性化用に
・米ぬか
・腐葉土

 

ピートモスとくん炭を入れて行きます

 

 

 

よくかき混ぜます。(通常の植物用の土も少し混ぜてます)

 

 

 

今回も実験素材を全面の良く見える所に入れます。

 


植物由来の生分解性フィルム

 

 

 


PLA不織布 20g

 

 


PLA不織布 40g

 

 

 

よし!こんな感じかな (^^)

 

 

 

まずは、PLAの加水分解を目指して土を作って行きたいと思います。
上手く温度が上がってくれると良いですがどうでしょう・・・
米ぬかや場合によっては生ごみなどを入れて何とかやってみようと思います。
今後の展開に期待して今回はこんなところでお別れです。では、皆さん次回経過報告でお会いしましょう~

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

 

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※2021年の記事です