紙コップならぬ、不織布コップで水しみ出しチャレンジ!
不織布のアサクラが、不織布関係の実験や検証、おすすめ商品、新商品、スタッフの日常などを定期的にご紹介するブログです

 

はじめまして!アサクラのぽろんです🐶
暑さもだんだん和らいで、少し秋の気配を感じる今日この頃ですが、
このまま暑さが戻らないことを祈るばかりです!

 

さて今日は、不織布で紙コップならぬ不織布コップを作り、
そこに水を入れて、浸水するまでの時間をいろいろな素材で
試してみました!

 

まずは、選抜メンバーのご紹介〜

左から

 

①PP不織布(一般的によく使われる素材)・・生地のような素材。

 

②再生ペット不織布(ペットボトルをリサイクルして作られている)

 

・・パリッと張りがある。

 

③積層不織布(繊維が複雑に積層されている)・・和紙の雲龍紙のような質感。

 

③コピー用紙・・プリンターなどで使われる一般的な厚みのもの。

 

 


それでは、それぞれに水を入れていきたいと思います。

 


おぉ〜と!ここでエントリーナンバー③の積層不織布がいきなり浸水!
下にポタポタと水が落ちてきました。早くも脱落です!
今回は30gを使用したため、積層が少なく、水が通過しやすかったのかもしれません。

 

 

 

続いて、他の不織布たちも様子を見ていきます。

 


12分後、④紙コップも浸水してきました!ここで脱落です。
紙コップはコピー用紙を使用したので、折り紙などの紙よりも厚みがあり、水の浸透に時間がかかりました。
紙はある一定時間は漏れ出さないので、災害時などコップがない場合には便利なアイテムになるかもしれません!

 

 

残すは、①PP不織布と②再生ペット不織布です!

 

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

1時間経過

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

変化なし!ということで
勝者は、①PP不織布と②再生ペット不織布です!!
わーー!!パチパチ

 

 

 

 

 

<ちなみに>

①PP不織布と②再生ペット不織布は、手でしばらく触っていると
浸水して、水が下に落ちてきました。

 

この二つの素材は、吸水性もほどんどなく厚みもあったため、しみ出さなかったのではないでしょうか。
指でつまんだことによって、繊維の間に水が押し出されて浸水したようです。

 

また、素材自体に強度があるため、一般的に手提げなどに使われることが多く、
手提げとして外出時に持って行って、少量の雨などの水滴がついても、多少は水を弾いてくれることでしょう!

 

この二つの素材、もし触れなかったら一体いつまで浸水しないのか・・・?

 

これは次回のお楽しみにしておきたいと思います!

 

 

 

以上、ぽろんでした🐶!

 

 

※2019年の記事です