はじめまして！まるです🐱

今回は入社2年目の私が、文字やQRコードを不織布に印刷した時に、読み取れる大きさの実験をしてみました✨

今回は昇華転写印刷編です！
昇華転写印刷については、過去のブログでもご紹介しています😆

https://www.asakura-inc.co.jp/contents_top/blog/blog55.html
https://www.asakura-inc.co.jp/contents_top/blog/blog60.html

今回は昇華転写印刷でよく使われるPET不織布とスパンレースで実験してみました！
PET不織布は厚さによってエンボスが違うので今回は30g／50g／80g／100gの4種類を用意✨

今回は1枚ずつ手差しで印刷をしていきます！

～QRコードは読み込めるのか！？～

最近のパッケージはQRコードが印刷されたものをよく見ますよね！
そこで、不織布に印刷したQRコードが読み取れるのか、気になるところです🫣

今回は10×10mm／13×13mm／15×15mm／17×17mm／20×20mmの5種類を用意してみました！

私は10mmは厳しいのではないかと思っております・・・

結果は・・・

なんと、全部読み取ることができました！！！
iPhoneのカメラアプリ、結構すごい・・・

ただ今回は平の状態で試したところ読み取れたので、
もしかすると実際の商品に使うと読み取りにくくなってしまう可能性が高そうです！
（今度は袋にして読み取りに挑戦してみたいところです💪）

～文字は何ptまで読めるのか？？～

次は文字です。文字を印刷した場合と文字を抜いた場合の2パターン作ってみました！

まずはPET30gから！

結構読めますね！5ptもちゃんと読めます☺️

これを白抜きにすると・・・

ベタを印刷すると生地の薄い部分が目立ってムラのように見えてしまいます😭
9ptがギリギリ読める感じでしょうか？？

次はPET50g！

文字の印刷は問題なさそうですね👏
白抜きはPET30gのようなムラは出ないですね！
それでもやっぱり9ptがギリギリなような気もします😳

PET80gはどうでしょう？

文字を印刷した方ははちゃんと読めます✨
白抜きは、50gとそこまで大差がないような・・・

PET100gは・・・

文字の印刷、白抜き、どちらも今までと大きな違いはなさそうです。
ただ白抜きは厚みが増えるにつれて、エンボスがはっきり見える分、
肉眼だと読みにくさがあるようにも感じました🫥

最後はスパンレースです！

文字の印刷はしっかり読めますね☺️
白抜きは、やはり9ptより小さいと印刷が出ないところはありますが、
エンボスがないので、PETよりは文字が読みやすいような気がします✨

～まとめ～

今回の結果をまとめると

昇華転写で印刷したQRコードは平の状態だと読み取ることは可能！
だけど、実際のパッケージでの読み取りは厳しいかもしれないです😢

また、文字は白抜きで文字を出すよりも、文字自体を印刷した方が断然読みやすいです！
白抜きで表現するには文字の大きさだけでなく、太さも考える必要がありそうですね🧐

今回私は一枚ずつ手差しで印刷をしたのですが
機械での大量生産だと実験結果が変わる場合があるのであくまでも参考でお願いします🙇

弊社ではお客様のご要望に合わせて、原反や印刷方法をご提案しますので、
不織布への印刷に興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください✨

最後までお読みいただきありがとうございました！
また次回もよろしくお願いします～🐱