はい、紙と同じく通気性はあります、紙も不織布も繊維の集合体ですので密度を上げても空間が生じますから、通気性はあります。フィルムは樹脂が一体となっていますので、通気性はありません。但し、繊維の太さや,厚み(積層)により、通気性に差はでます。
不織布の繊維は大体2d〜3d(デニール)の太さでミクロンに直すと15〜30?ですから不織布の繊維間は更に大きいと言えます。フィルターの用途などには、その取る対象物により、より細い繊維の不織布で無いと取れませんので、極細繊維や樹脂加工・熱プレスで繊維間の空間を小さくする事が必要となります。例えば、花粉のフィルターには極細繊維を使ったり、ラーメン等の出汁取りには旨みの脂が必要で、更にパンチなどで穴をあけたり、切込を入れます、水きりゴミ袋や干拓用には泥と水の分離を目的としますので、6d〜9dなどの太い繊維を利用します。活性炭や炭などの包装には、紙との貼り合わせや極細繊維との三層構造品などが使用されます。ティーバッグなどは粉が出ない様に又、抽出時間をできるだけ早くする工夫がなされております。ごらんの様に対象物により色々と我々は工夫をしています。是非ご相談下さい。
注:フィルムは通気性が無いと言いましたが、例えばポリエチレンやポリプロピレンなどには少量の透湿性があり、お煎餅や海苔などを入れていると湿気ってきます、市販されている商品の包装材には湿気を避ける為透湿性の優れたフィルムや塩化ビニリデンなどのコーティングされたフィルムを二層・三層構造にして利用されています