短繊維不織布とはどのようなものですか?
短繊維と長繊維、どの様に見分けたら良いのでしょうか?一見不織布とは分かってもいったいこれが短繊維で出来ているのか長繊維出出来ているのかは、なかなか分かりにくいものです。
分かり易く言えば長繊維はエンドレスの糸すなわち切れ目がなく一本の糸として繋がっている訳で、短繊維とは1mm〜51mmくらいのカットされた糸のことです。破ってみれば大体わかりますが、繊維は細く区別はかなり困難でしょうね。短繊維の種類はレーヨン・コットン・ポリエステル・アクリル・ナイロン・ポリプロピレンなどの繊維があります。短繊維不織布の用途はお茶パック・ティーバッグ・生理用ナプキン表面材・油こし・オムツ・オムツライナー・菓子最中の袋・トレーマット・水切り袋・ワイパー・ふきん・めがね拭き・おしぼりなど以前はほとんどの製品が短繊維で出来ていました。しかし、長繊維不織布が出来てからは、その特徴である、柔らかくて強度があり、水に濡れても破れにくい、大量生産が可能でコストが安いなど、最近は長繊維の不織布が圧倒的なシェアをも持つ様になりました、しかし、長繊維不織布は単一素材のみの不織布しかできませんので、コストで優位性を出しているに過ぎません。色々な機能を持たせるには短繊維で出来る複合品のほうが有利性が有ります、長繊維不織布は日本で昭和48年に旭化成から初めて発売されました、用途は風呂敷・コートカバー・布団袋・最近のベビー用、大人用オムツ・使い捨てカイロ包材・浴用剤袋などが皆さんの目に付く商品です。以前は短繊維不織布で出来ていたものが、コスト・柔らかさ・強度などの点で優位性のある分野に取って代わっています。短繊維は繊維が短い事で不織布の強度にはハンデが有ります、化学接着剤や低融点繊維を使用して、熱による接着でカバーする方法がとられています。長繊維の不織布に変り低融点方式の不織布が非常にソフトで二成分や三成分の複合品ができ、小ロットで対応出きるのでこれからが楽しみです。