繊維とフィルムは同じような樹脂で出来ていますがどう違うのですか?
元は同じ樹脂ですが、製造方法が異なります。フィルムはその樹脂をT型ダイ(横長で厚みは薄い一つの押し出し口)から押し出し延伸され透明で強度の有るフィルムに出来上がります。繊維の場合は同じ樹脂を無数の紡口(ノズル)を有するダイから押し出され、1つの紡口から1本の糸として押し出され(トコロテンやうどん麺の製法に似ています)更に延伸され何万本とほぼ均一に並べられてシートになります。繊維の場合には更に白度を出す為に白い酸化チタン(チョークの粉様の物)を少量入れ隠蔽性を出しています。また、細い繊維になると繊維間の乱反射で酸化チタンを入れない場合でも、フィルムの様に透明にはなりません。また、糸として製造した綿を購入し、製紙マシンや不織布製造機(ケミカルボンド法・ジェットボンド法など)・ニードルパンチ機などで不織布を製造する場合もあります。