肉や魚の保存用に不織布が使われていますが鮮度保持に効果ありますか?
肉や魚の保存用、鮮度保持用にかなりの種類の不織布が使用されています。目的別に考えますと
肉や魚から出るドリップを吸収する目的の物。
トレーパック内の肉や魚の切り身を解凍や血液や肉汁など大量の水分によるべた付きを防ぐ為に使用するトレーマットで、白い物や緑色のものがあります。赤い血液を吸収した時に不快感を与えない為にするため、グリーンに着色した物や乳白色のフィルムと貼り合わせて目立たない様にしてあるわけです。皆様の中にも一度スーパの冷蔵棚から取り出し、赤い肉汁など多い時は棚に返却し少ないものと交換された記憶があるでしょう。この様に販売側からすると汁気の多いものは売れ残る可能性があるために、使用されています。
肉や魚の変質を防ぎ、鮮度保持を目的とした物。更に機能性の不織布を使用し、鮮度を保持する目的で販売使用されているものもあります。金属類(銀・銅など)や抗菌剤を繊維に練りこんだり、後加工でコーティングしたものや、最近注目されているのが、超吸水性繊維を使ったり、酸化チタンなどの練りこみ繊維、プラチナ繊維などで出来た不織布製のシートが販売されています。菌を殺すものや菌を分解したり、水を吸収して菌の繁殖を押さえてしまうことが目的の物など色々です。鮮度保持の物は、菌の繁殖をおさえ、表面のべた付きを防ぎ、また表面の水分を保持し、肉の赤みが黒く変質したり酸化を防ぎ、そして美味しい肉や魚を提供する事におおいに役立っています。