成型できる不織布はありますか?
成型できる不織布はあります、ポリエステル短繊維等をカード機でその繊維を整列させて柔らかいふわりとしたウエッブ(布団綿の様に厚く)を作り、熱を加えて必要な厚み、型に成型します。この場合は繊維が絡まっているだけで繊維間がルーズになっており成型のオスメスの金型に追従する原理です。更にポリエステルの低融点繊維を加えることにより、その繊維の接着力で固定出来ます。肩パットや遊園地の成型帽子などがこの方法です。また、ポリプロピレンやポリエステル長繊維不織布製の成型できる素材もあります、こちらは通常のフィルム・プラスチックなどと同じように熱によるプレス成型が出来ます。帽子は勿論水きり袋や苗ポットなどかなり深い成型ができます。不織布の成型品は用途として、フィルムとは異なり、通気性や通水性があるために、芳香剤容器・消臭剤容器・コーヒーなどの抽出・鮮度保持剤容器・ポット・カラオケマイクカバー・CD用トレーなどに主に利用されています。また、柔らかく肌触りも良いことから化粧品の包装等にも検討がなされています。環境問題もありスチロールなどの成型品などから代用品として検討もなされ始めています。